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マンションから一戸建てに引っ越すと寒い(暑い)理由

2020.08.12
戸建て中古物件が暑い理由
木村

WRITER

木村 健人

環境省認定うちエコ診断士 DANREIスタッフ

断熱(DANREI)事業立ち上げメンバーとして、断熱工事等の社内標準化に携わる。断熱調査、工事を経験した後、現在はDANREIのウェブサイト運営を担当。

近年、30代~40代の方が中古で戸建て住宅を買ってマンションから引っ越しをするケースが増えているようで、行政も安心R住宅など様々な制度で後押しをしています。そんな中、元々マンションに住んでいたお客様より“戸建てに引っ越したら寒くて(暑くて)驚いた”という声を非常に多く耳にします。今回はなぜ戸建てはマンションに比べて寒さ・暑さを感じやすいのか解説していきます。

暑い理由は断熱にある!?

日本は四季があるため、夏は暑く、冬は寒く1年を通じて外気温が大きく変化します。その変化をなるべく室内に伝えないようにする役割を果たしているのが断熱材です。断熱材は住宅にとって非常に大切なもので、断熱材が無ければ外気温が伝わりやすくなり家の中にいても夏は暑く、冬は寒いという状況になってしまいます。

戸建て住宅の場合

戸建ての断熱
戸建て住宅の場合は、天井・床・壁(窓)すべての面が常に外気に晒されているため、断熱材で隙間なく包み込んで外気の影響を少なくする必要がありますが、リノベーション済み物件を除いて中古物件で断熱材が今の新築並みに施工されているケースは稀です。断熱材が入っていないか、入っていてもただ入れてあるだけの場合が多いのが実情です。

マンションの場合

マンションの中間層
マンションで中間層に住んでいるお部屋の場合は、上の階と下の階に部屋があり、さらに左右にも部屋があるため外気に接する面が戸建て住宅より少なくなります。その隣接するお部屋も暖房をかけ暖かくなると、いわば大きな断熱材の代わりになってくれます。

さらにマンションの場合は鉄筋コンクリート造で木造の住宅と比べると隙間ができにくく気密性も高いので、窓の断熱性能さえ気にかければ寒さを感じにくいといえます。

 

まとめ

中古で一戸建てを買うときはどうしても立地を重視してしまいがちですが「住んでからの後悔」を無くすためにも、断熱材などの構造部材にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
すでに買ってしまった人、実際に住んでみて寒さ暑さにお困りの方は専門家の方に調査を依頼することをオススメします。

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