断熱リフォーム”10のメリット”とは?うちエコ診断士が解説|断熱リフォームの匠

コラム

投稿日 2021.02.18 / 更新日 2023.11.17

断熱リフォーム

断熱リフォーム”10のメリット”とは?うちエコ診断士が解説

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矢崎 拓也

環境省認定うちエコ診断士

大学卒業後、断熱にまつわる資格をいくつも取得し、自ら調査や補助金申請の手配、セルロースファイバーの施工から窓の取付まで行える業界でも異色の人物。「日本中の住宅性能の低さを解決したい!」と大きな夢を原動力に戸建住宅の断熱リフォームに取り組む。

こんにちは。《断熱リフォームの匠》の矢崎です。

今回は断熱リフォームがもたらす10個のメリットを、実際に施工していただいた方々の感想も交えながらご紹介していきます。

「断熱リフォームをしようかどうか迷ってる・・・」という方はぜひ参考にしてみてください!

断熱リフォームがもたらす10のメリット

家の中が快適になる


断熱リフォームをすれば寒さや暑さによるストレスを感じにくくなり、お家を居心地のいい空間にすることができます。

人間が心地よさを感じる温度は20℃前後と言われています。

断熱性能が上がった建物は外の気温の影響を受けずに室温を一定に保つことができますので、暑すぎず寒すぎず、快適に過ごせるようになります。

「施工後まだ日が浅いですが、2階の暑さの改善を実感しています。今年の夏は快適に過ごせそうです。(横浜市栄区 K様)

「冬場の底冷えがひどかったのですが、施工後は気にならないぐらいに改善しました。(東京都 K様)

「お正月は、集まった家族にも「昨年と全然違う!」「コタツの温もりがずっと残る」と好評でした。(世田谷区 K様)

冷暖房の効きが良くなる

内窓の設置前と設置後の温度変化の様子

断熱性能が上がれば同じ部屋の中での温度差を解消され、冷暖房の保温能力も向上します。

スイッチを入れてからの暖まりが早くなりますし、スイッチを切った後の温度低下もゆっくりになることから、より暖房器具を効果的に使うことができます。

「室内ヒーターを稼働している時間がずっと短くなりました。室温が以前より高くなり、更に一度温まると持続時間が長いのだと思います(google口コミより)

光熱費を削減できる

国土交通省「省エネルギー基準改正の概要」をもとに作成

家の断熱性能が高いと暖房の暖かさを感じやすくなるため、設定温度を低くしても寒気を感じにくくなります。

部屋を過度に暖かくしなくても体感温度を上げることができるため、無駄なエネルギーを使うことなくストレスを感じない空間にすることができます。

結果的に光熱費の削減にもつながっていくことでしょう。

「本格的な冬が来て2ヶ月ほど経ちますが、体感として寒さが和らいでいることを実感できると同時に、電力量が私の家では10%程度少なくなっている事が確認できました。(神奈川県横須賀市 I様)
「しっかり保温してくれているのを実感でき、石油ストーブの給油のタイミングも以前より少なくなりました。(墨田区 O様)」

病気や風邪になりにくくなる

温度の変化と健康への影響

イギリス保健省の調査によると、寒い家では血圧上昇や心疾患のリスクが高まる事がわかっていますし、慶應義塾大学の研究でも家の寒さが脳神経や動脈に大きな影響を与える事が明らかとなっています。

断熱リフォームで家の中が暖かい空間になれば体温は下がりにくくなり、健康な体を維持しやすくなります。

近畿大学が平成14年以降に約3万5千人を対象に実施した健康調査によりますと、断熱グレードの低い建物から高い建物に引っ越した人には気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎といった症状が改善されたことが明らかになりました。

断熱性能の向上は住む人の健康に大きな効果があることが分かりますね。

カビや結露のリスクを減らせる

空気の層が結露を防ぎ、部屋を暖かくする

窓の断熱性能が低いと窓際が冷えやすく、結露の原因となります。また、石油系の暖房器具は水分を空気中に放出するため特に結露が起こりやすいです。

断熱性能をあげると室内は効率的に暖かくなって暖房器具の使用量を減らせますし、内窓の設置には結露を防ぐ効果もあります。

またそれが同時にカビのリスクを減らすことにもつながっていきます。

「家内は石油ファンヒーターの灯油が減らなくなって、家中の水取り容器に水がたまらなくなったと言ってます。(千葉県市原市 M様)

寝つき・寝起きが良くなる


断熱リフォームは睡眠の質の向上も期待できます。

寝心地の良さを決めるのは適切な室温、適切な湿度、騒音対策などですが、お家の断熱性能はこれらを実現する大切な要因です。

リラックスできる空間で体を休め、元気に1日をスタートさせることができるようになります。

「就寝から起床時にかけての気温差がほとんどなくなり、以前のように夜中に寒さで目が覚め暖房を付けるといったことがなくなりました。(墨田区 O様)

浴室や洗面所の寒さが和らぐ


家の中で特に寒さが気になる場所として挙げられるのが洗面所や浴室です。

特に高齢者はリビングとの温度差が原因でヒートショックと呼ばれる心疾患で毎年多くの方が亡くなられています。

改修で断熱性能や気密性能を向上させることで、寒さの改善や不慮の事故のリスクを減らすことができます。

「すきま風がなくなって本当に暖かくなった。今までは脱衣所もずっとストーブを付けていたのが、お風呂から上がったときに気づかないくらい静か(弱運転)になっているのに感動した(千葉県市原市 M様)
「特に効果を実感したのが洗面所の床下断熱です。洗面所に点検口があるため冬場の底冷えがひどかったのですが、施工後は気にならないぐらいに改善しました。(東京都 K様)

冬でも身軽でいられる

断熱性能を向上させることで室内の温度差がなくなり、いくら着込んでも寒いという状態から、より身軽な服装でも快適に過ごすことができるようになります。

このことは様々なメリットに繋がります。

結果的に活動量が増えて動き回れるようになりますし、服が肌に及ぼす見えない負担の軽減にも繋がることから、冷え性や肌荒れといった症状の改善が見込めますし、ひび割れや肌荒れの改善なども様々な研究で分かってきています。

断熱に関する調査や研究が進めば進むほど、他にも多くの効果が判明するかも知れませんね。

半永久的に効果を発揮する


断熱材や内窓は経年による劣化が起こりにくく、一度設置してしまえば非常に長期間にわたり効果を発揮し続けます。

一定の周期で買い替えを行う電化製品と異なり、断熱材はずっとその恩恵を受けることができます。

そういう意味では、断熱リフォームは早くやれば早くやるほど得をするリフォームだと言えますね。

「もっと早くにお願いすれば良かった!と思うくらい大満足です。(東京都 K様)

地球環境の改善に貢献できる

部屋のイメージ
環境問題やそれを解決するための省エネルギー化は地球規模の大きな課題だと言えます。

その中で現在日本では国をあげて住宅の断熱化に力を入れていることは昨今のさまざまな補助金事業からもみてとることができます。
より少ないエネルギーで家庭にも環境にも優しいエコな生活を無理をせず自然と実現する

断熱改修はそんな理想な社会との関係を作っていくための大きな鍵だと思います。

さいごに


今回は断熱リフォームについて数多くのメリットをご紹介させていただきました。

私としては、もし魅力を感じた項目が3つ4つ以上あったようでしたら検討してみてもいいのではないかな、と思っています。

《断熱リフォームの匠》では、

  • 現在の断熱性能の無料調査
  • 改修のお見積もり作成
  • 各種補助金申請の対応

 
なども承っています。ぜひいつでもお気軽にご相談くださいませ。

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