勝手口の断熱リフォームについてメリット・費用・注意点などを解説!|断熱リフォームの匠

コラム

投稿日 2020.09.17 / 更新日 2021.06.30

内窓・窓リフォーム断熱リフォーム

勝手口の断熱リフォームについてメリット・費用・注意点などを解説!

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矢崎 拓也

環境省認定うちエコ診断士

大学卒業後、断熱にまつわる資格をいくつも取得し、自ら調査や補助金申請の手配、セルロースファイバーの施工から窓の取付まで行える業界でも異色の人物。「日本中の住宅性能の低さを解決したい!」と大きな夢を原動力に戸建住宅の断熱リフォームに取り組む。

みなさんは「勝手口が寒い!」と感じた経験はありますか?

勝手口は外にゴミをだしたり、荷物を運び込んだりできる便利なドアです。
しかし断熱対策がされていないと「便利だけど寒い場所」になってしまいます。

今回は勝手口の断熱リフォームについて

  • メリット
  • 工事方法
  • 費用
  • 注意点

などをご紹介していきます。

勝手口を断熱リフォームするメリット

勝手口を断熱リフォームするメリットとして

  • 寒さや暑さを軽減して快適な場所になる
  • 冷暖房費の節約につながる

が挙げられます。

メリット①:寒さや暑さを軽減できる

勝手口は、熱の出入りが行われやすい場所です。

  • 暖房で暖めた空気のおよそ58%
  • 夏の冷房で涼しくした空気のおよそ73%

は「窓」から逃げていくと言われています。

「どうして窓の話?」と思われるかも知れませんが、勝手口と窓は実は造りがとても似ています。勝手口をよく見ると窓と同じく「ガラス」や「金属のフレーム」でできている事がわかりますね。

勝手口も窓と同じく「熱の逃げ道」になることが多いのです。

勝手口が近いキッチン周りなどで、「暖房をつけていても寒い」「冷房をつけていても暑い」と感じる時は、勝手口を通して外の空間と熱の出入りが起きていることが考えられます。

勝手口の断熱リフォームを行えば室内の温度を保ちやすくなり、快適な空間を作ることができます。

メリット②:冷暖房費の節約につながる

多くの人は「エアコンの効きが足りない!」と感じた時は、より設定温度を下げているのではないかと思います。

確かに問題は解決するかもしれませんが、それでは光熱費も多くかかってしまうことになります。

経済産業省によるとエアコン暖房の設定温度を2度下げると光熱費が約7%節約できるそうです。しかしこれは言い換えれば設定温度を2度上げると光熱費が約7%増える事を意味します。

勝手口の断熱リフォームをすることで、エアコンの効きがよくなり設定温度を過度に上げ下げする必要がなくなるので、光熱費を減らすことができます。

勝手口の断熱リフォームを行う方法

勝手口の断熱リフォームというと「大掛かりな工事になるんでしょ?」と思ってしまうかも知れませんが、実は勝手口の断熱リフォーム工事は非常に簡単に行うことができます。

勝手口の断熱リフォームには大きく

  • 既存の勝手口を新しい勝手口と交換する(カバー工法)
  • 既存の勝手口の上から新しい扉を取り付ける

という2つの方法があります。

いずれの工事もほぼ一日で終わらせることができ、何日も工期が必要になることはありません。

勝手口の断熱リフォームにかかる費用

勝手口の断熱リフォームにかかる費用の相場は、おおよそ20万円~50万円くらいです。

内訳は

  • 事前の調査・見積もり
  • 勝手口本体の価格
  • 取り付け費用

などです。

デザインや素材、依頼をする会社により全体の費用は変わります。

もし不安ならば複数のリフォーム会社に見積もりをお願いして、商品の提案や工事方法の説明をしてもらうことをおすすめします。

勝手口の断熱リフォームを行う際の注意点

勝手口の断熱リフォームを行う際の注意点として

  • 今ある勝手口をより大きくすることはできない
  • 勝手口周辺の断熱性能にも注目する必要がある

ということを覚えておきましょう。

注意点①:今ある勝手口をより大きくすることはできない

カバー工法は今ある勝手口を取り替えることで行います。ですので、元々の勝手口よりも大きな扉を取り付けることはできません。

もし「今よりも扉の大きさを広くしたい」という場合には壁を壊す工事が伴うので、その分費用も多くかける必要があります。

注意点②:勝手口周辺の断熱性能にも注目する必要がある

断熱リフォームを行う際の基本的な考え方ですが、1箇所でも断熱性能が低い場所があるとそこから熱がどんどん逃げ出してしまうため、リフォームの効果が半減してしまいます。

例えば、勝手口のすぐ近くに性能の低い窓が取り付けられていると、そこが空間全体の弱点となるので「勝手口のリフォームをしたはいいけどあまり変わらないなぁ・・・」となってしまう場合があります。

断熱リフォームを行う際は「弱点」となるような場所ができないように計画することが大切です。

まとめ


今回は勝手口の断熱リフォームについてご紹介してきました。

工事そのものは比較的簡単に行うことができますが、効果を体感するには勝手口だけでなくしっかりと建物全体の断熱性能に注目する必要があります。

断熱リフォームの匠では、建物の断熱性能を調べる調査や断熱リフォームにかかる費用のお見積りを無料で実施しています。

調査では断熱のプロが現状を確認した上で、効果的に断熱性能を上げるにはどのような工事を行うべきなのか、丁寧にご提案させていただきますので、今回ご紹介した勝手口を含め断熱リフォームに興味を持っていただいた方は是非お気軽にご相談ください!