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暖房の設定温度は何度?上げても床が寒いのには原因がある!

2018.10.11

エアコンの設定温度とリモコン
皆さん、エアコンなどの暖房の設定温度は、何度ですか?一般的に、暖房の設定温度には推奨温度が存在します。その設定温度は20度。冬期の室温を20度以上にすることは、私達の身体の健康を考えると大切と言われています。ですから設定温度を20℃にしておけば、健康の意味合いからしても電気代の観点からしても「丁度いい」ということが言えそうです。

でも、本当に設定温度20℃が正しいのでしょうか。全ての建物やお家に当てはまるという訳ではどうも無さそうなのです。今回はそのエアコン(暖房)の設定温度について、実際のところを探っていきましょう!

木村画像  Webスタッフ 木村

エアコン(暖房時)の正しい設定温度とは?

最初にもお伝えしましたが、推奨されている設定温度は20度と言われています。もちろん、23度や25度に設定すれば室内がより暖かくなりますから身体の快適感を得られるかもしれません。しかし、暖房の設定温度を上げてしまうと、電気代も無視できませんよね。それに、もっとも快適に睡眠を得られるのは室温が15度から21度の間だと言われています。
ですから、無闇矢鱈に設定温度を上げても逆効果となってしまうのです。

では、私達の家の設定温度は20度にすれば良いのでしょうか?答えは、基本的にそれで間違いありません。20度の設定温度にすると室温も20℃に近づく訳です。ですが実際には、そう簡単にはいくはずはありません。日本中の全ての建物が同じ構造・作りではありませんから一概に「必ず室温も20℃になる!」とは決して言えないのです。

 

皆さんのお家では、こんな事が冬場のお部屋の中で起きていませんか?

  • 暖房をつけても床だけが寒い
  • 足元が冷える
  • 窓に結露がびっしり付く
  • 床にも結露が付くことがある
  • 窓のそばが妙に冷える
  • 頭より上だけ暖かい

どうですか? これらの現象が一つでも当てはまれば、あなたのお家はエアコンの設定温度20度にしても室温は20度にはなりにくいお家です。

一体どういうことかと言うと、そのようなお家は断熱的に不十分な可能性があります!

 

断熱的に不十分な家は、エアコンの設定温度が高くなりがち

推奨されるエアコン(暖房)の設定温度が20度だとしても、実際の室温が15度だったら大変です!

断熱に関する研究が進んでいるイギリスでは、室温が18度を下回ると健康リスクが現れ始め、16度以下で呼吸器疾患に影響がでるなど、健康リスクが高まると言われています。仮に12度だったとすると、血圧の上昇や心疾患のリスクが生じる非常にリスクの高い家ということになります。エアコンをつけていて室温が12度になることはほとんど無いと思いますが、朝方の室温が12度を下回るようであれば、断熱的に不十分な家であると言わざるをえません。

そして、そのような家ほどエアコン(暖房)の設定温度を23度以上にしているエネルギーロスの多い家なのです。もちろん、健康リスクを下げるために設定温度を上げて室温を20度に維持することは正しいことです。でも、断熱さえしっかりしておけば、エネルギー効率のいい省エネで健康的なお家になるって考えてみたら、お家の断熱ってとっても大切だと思いませんか?

 

暖房と断熱の切り離せない関係

では、断熱がどの様に大事なのか、簡単にご説明していきます。

まず、暖房の暖かい空気は、基本的に室内の上側(天井側)にたまります。これは、室内の温度が均一にならないときに起こる現象で、冷たい空気は足元にたまることになります。

断熱的にしっかりした住宅であれば、暖房を運転開始後に暖かい空気に入れ替わることで室内全体が均一の温度(約20度)に落ち着いていきます。それが、断熱的に不十分な住宅の場合、延々と室温が不均一の状態が続き、一定の温度になっていきません。図示するとこんなイメージです。

断熱していない寒い家のイメージ

この現象がなぜ起こるのでしょうか?

答えは3つあります。

1.窓の断熱性能が足りない

窓の断熱性能が足りない場合、窓から外の冷たい冷気が伝わって室内に入ってきてしまいます。

2.天井の断熱性能が足りない

断熱欠損の例

2階などで冬に温度ムラを感じるのであれば、天井(屋根裏側)の断熱性能が足りていない可能性があります。暖かい空気は上に集まるため、断熱ができていないと、天井から暖気が漏れて外にでていってしまいます。

3.床下の断熱性能が足りない

断熱材の欠損

この3つの中で一番体感として感じるのが、この床下の断熱性能の低さです。床下の断熱が足りていないと、床下側から見ると床が外気に直接触れてしまうため、床自体の温度が冷たくなります。そして、床は私達が唯一直接触れる部分です。足元が寒く感じてしまうのは、まさにこれが理由です。

 

上記のような断熱的に不十分な箇所があると、エアコン(暖房)でいくら部屋を温めても快適な温度にはなってくれないのです。

 

暖房の設定温度を20度で快適にするためには根本的な解決が重要

このように、建物の断熱性能がお部屋の温度の快適性を左右する原因となっています。ですが、実際にそのことに気づいて断熱性能の改善を実施・検討する方は非常に少ないのが現状です。

ここでは、どうすれば断熱性能を改善できるのかをご紹介していきましょう!

床や足元が冷たい場合

床が冷たい、または足元だけ寒いという場合は床面の断熱性能改善がおすすめです。床面といっても、床の上から断熱するのではなく、床下に設置されている断熱材を強化していきます。

床下断熱材のはめこみ
写真のように、既存の断熱材の下側に重ねるように断熱材を追加することで断熱性能強化ができます。もちろん、既存の断熱材が全く無い床の場合でも新しく断熱材を設置することで大きく断熱性能を改善することができます。

▼床下の断熱リフォームの実際の効果はこちらをご覧ください。
https://www.danrei-teoria.com/column/dannetsu-reform-beforeafter/

 

また、窓際から冷気を感じる場合は、床下の断熱性能改善リフォームと併せて、内窓(既存の窓の内側に新規で窓を設置)の設置がおすすめです。

▼内窓の設置についてはこちら
https://www.danrei-teoria.com/openingpart/

 

2階(最上階)で暖房が効きづらい場合

設定温度を20度にしてもなかなか20度まで上がらない場合は、暖かい空気が漏れている可能性があります。その際は、小屋裏(屋根裏)の断熱性能を改善することが重要です。

セルローズファイバー施工後
断熱材を小屋裏全体に吹き込み、隙間を埋めることで断熱性能を改善します。小屋裏の断熱対策は、夏場の天井からの暑さ対策にもなりますので非常におすすめです。

▼屋根裏断熱リフォームの効果についてはこちら
https://www.danrei-teoria.com/column/tenjo-dannetsu/

 

2階でも、窓際から冷気を感じる場合は、小屋裏の断熱リフォームと併せて内窓(既存の窓の内側に新規で窓を設置)の設置がおすすめです。

以上が根本的な解決として挙げられる対策方法です。床下も屋根裏も基本的に普段の生活では関わりの無い場所ですから、なかなか気付くこともできませんし、改善しようと考えるような場所でもありません。ですが実は冬場のエアコン(暖房)と断熱は切っても切り離せない関係にあるのです。

 

それ以外にできることは?

念のため、根本的な解決では無いもののエアコン設定温度20度で快適に生活するための豆知識もご紹介します。

エアコンの吹出口は下向きにする

エアコンの吹出口は、上向きになっていませんか?できれば下向きにするのがおすすめです。というのも、暖かい空気は上に溜まりやすいので、強制的に下に暖かい空気を送ってあげることで効率的に部屋全体を温めることができます。

サーキュレータや扇風機で撹拌する

室内の空気を撹拌させましょう!暖かい空気は天井側に溜まっていますので、扇風機を上向きに運転することで暖かい空気を足元まで撹拌させてくれます。

暖房する部屋は極力小さく

暖房するスペースは、小さいに越したことはありません。無駄にドアなどは開けず、しっかり暖房エリアと非暖房エリアで区切ってあげましょう。

 

まとめ

エアコンの設定温度は20度が推奨温度として決められています。どの家庭でも20度に設定することが望ましいのですが、実際問題として住宅それぞれの断熱性能の良し悪しによっては、設定20度では快適な室温…とはいい難い場合があります。電気代や省エネ性、または家族の健康を考えると、建物の断熱性能そのものの改善を考えてみても良いかもしれません。

DANREI(ダンレイ)では、戸建住宅の断熱性能チェックを調査無料にて承っております。「自宅の暖房がなかなか効かない」、「冬場の底冷えに困っている」などありましたらお気軽にご連絡ください。ご自宅の断熱性能をチェックして、最適な断熱対策をご提案させていただきます。

 

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