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天井断熱リフォームの効果とは?実際に調べてみた。

2019.06.03

天井の断熱
天井の断熱リフォームを検討中だけど、どんな効果があるの?やって意味あるの?涼しくなるの?と疑問に思うのではないでしょうか。ということで、今回はDANREIを運営する(株)テオリアハウスクリニック所有の研修施設(一般木造住宅)にて、天井断熱リフォームの天井材表面温度比較実験をおこないましたのでレポートします!

木村画像 DANREIスタッフ 木村

夏は2階がモヤモヤする…。これは断熱材が原因かも

「夏になると2階が暑い」、「足元は冷房が冷えるけど、上半身はモワッとする」こんな経験ないですか?私も実家に帰ると1階は涼しいのに2階が暑くて居られないって経験をしてきましたので、多くの方が”2階は暑い場所”と認識されているのではないでしょうか?そしてほとんどの人が、2階は暑くて当たり前!と我慢しているのではないかな、と思っています。
でも、「なんで2階は暑いの?」と疑問に思いませんか?なぜ暑くなるのか。それは天井の断熱材に原因があるかも知れないのです。

夏の天井が暑い原因
左:断熱が不十分な家 右:断熱がしっかりした家

天井の上には、断熱材が施工されています。この断熱材の性能が低かったり、施工に不備があったり、そもそも断熱材が無かったりすると、屋根裏の熱気が2階に伝わってしまうのです。これこそが2階が暑い原因となっていることがあるのです!

そんな2階の暑さ対策には天井断熱が効果的です。もしも冷房を使っているのに、”冷房がなかなか効かない”、”上半身は暑くて下半身は寒い”というお悩みがあるのでしたら、天井の断熱材が足りていない可能性があります。

断熱材を屋根裏に足してあげることで、屋根裏の熱気を2階に伝えにくくすることができます。熱気が伝わらないと、天井の表面温度と室温が近づきお部屋の中での温度ムラを感じにくくなる、という考え方です。また、冷たい空気を逃さず効率的に冷房が効きますので、省エネ効果も高まります。

実際に使用した建物がこちら

研修所
築25年以上、2階建てのごくごく普通な木造住宅です。これが研修施設なの?と思われそうですが、リアルな体験をするなら住宅そのものを!ということでこちらを使用していきます!

さて、屋根裏はどうなっているかと言いますと…

屋根裏の状態
天井の点検口から覗いてみると…。あれ!?断熱材が入ってない…!!

断熱材の入っていない小屋裏
実際に小屋裏まで上がってみると、天井面に全く断熱材が入っていないのが分かりました。これでは夏に2階が暑くなるのも当たり前です!ちなみに、既に断熱材が入っていたとしても安心は出来ません。その施工品質や劣化具合、または”現行基準からしたら薄すぎる”なんてことがあれば、断熱材が入っていないのとほとんど同じレベルです。

ということで、今回はこの天井面に断熱材を入れて、天井表面の温度の違いをみていきます。でも、一気に全面断熱リフォームをやってしまうと、同時に”施工部”と”未施工部”の比較ができません。なので、下図のような施工範囲を設定してみました。

天井断熱の施工範囲
施工エリアを半分に分けて、”断熱リフォーム施工エリア”と”未施工エリア”の2つにします。そして施工後に同じ条件下での天井面の表面温度を比較するわけです。

天井の断熱リフォームを実施!

セルロースファイバー断熱材
今回使用する断熱材は、ダンパックというセルローズファイバー断熱材です。特に屋根裏空間での断熱リフォームに適しており、隙間のできない特性上断熱性能も最大限発揮させやすいオススメの断熱材です。もちろん断熱等性能等級の最高レベルである等級4の性能があります(※160mm厚で施工した場合)。セルローズファイバーについて詳しくは下記をご覧ください。

▼セルローズファイバーこそ最高の断熱材!非破壊断熱リフォームにも【完全版】

www.danrei-teoria.com/column/celluloseinsulation/

 

気流止め前
まずはセルローズファイバーを吹き込む前に、「気流止め」という作業を実施します。写真の天井板の間に隙間がありますよね。この隙間の空気の流れを止める必要があるのです。この気流止めが実はとっても大事な作業となります。

気流止めは断熱リフォーム最重要ポイント

▼気流止め|断熱リフォームの最重要ポイント

www.danrei-teoria.com/column/kiryudome/

 

天井断熱リフォームの準備
気流止めが完了すれば、いよいよ断熱材の吹き込みです。セルローズファイバーの吹き込みは、写真のような機材からホースを通じて小屋裏まで送風しながら断熱材を運びます。

天井断熱リフォームの施工中
ホースから送風された断熱材は天井裏に吹き込まれます。掃除機を逆向きにしたイメージです。この断熱材を160mm吹き込みます。実際には断熱材自体の重みで縮むので2割増しくらい吹き込みます。

そして、吹込みが完了すると…。
天井断熱リフォーム後
一面セルローズファイバーが充填されました!これで、比較する準備は完了。早速温度の違いを測ってみたいのですが、実は片方の部屋にエアコンが設置されていないためキンキンに冷やした状態での変化を今回は見ることができません。そのため、まだ室内の温度が外気の影響を受けにくい午前中に計測してみました。

温度計測を実施

計測は梅雨入り前の最高気温30℃の5月下旬。室温が約20℃のタイミングで計測しました。その結果…。

天井断熱リフォーム前後の比較
サーモグラフィーで確認すると、一目瞭然の結果になりました!約6℃ほど天井表面温度の誤差が生じています。6℃は結構大きな差なのではないでしょうか。特に未施工の部屋のサーモグラフィーでは、天井の温度と壁の温度に大きな違いが見られます。逆に断熱リフォームを実施した部屋の天井は周囲の壁とも全く同じ温度なのが分かりますよね。

2018年現在、断熱性能基準はあるものの義務化された法律はありません。ということは今の家でも断熱性能が不十分、なんてことも十分考えられるのです。

住宅ストックの断熱性能評価

断熱性能の統計データでは、約8割の家が断熱性能不十分となっています。冷房をつけても暑く感じる場合は断熱性能が足りていない証拠です。もちろん、建物によって2階の暑さの原因が異なることもありますが、「夏になると2階が暑い」「足元は冷房が冷えるけど、上半身はモワッとする」ということであれば天井断熱リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。DANREIの断熱リフォームであれば、小屋裏(天井裏)に潜って施工しますので、施工中も普段通りのままで完了することができます。

断熱診断も無料でおこなっておりますので、まずは自分の家の断熱状態の確認をしてから考えたいという場合にもお気軽にお申し込み下さい。

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