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夜間の熱中症対策はこうやって行おう!不慮の事故を避けるための方法を解説

2020.08.29
矢崎

WRITER

矢崎 拓也

環境省認定うちエコ診断士 DANREIスタッフ

株式会社テオリアハウスクリニック入社後、断熱(DANREI)事業に携わる。現在は既存住宅の断熱調査を中心に、セミナー講師や各媒体からの取材など、社内の断熱体制強化にも取り組む。

「夜間の熱中症の対策方法を調べています。寝ている間も安全に過ごす方法について詳しく知りたいです。」

このような疑問におこたえします。このページを読んでいただくと

  • 夜間の熱中症を防ぐための対策
  • 夜間の熱中症の対策と同時に行うべきこと
  • 夜間の熱中症対策の効果をより高くするための方法

これらについて知ることができます。

夜間の熱中症を防ぐための対策


夜間の熱中症を防ぐための対策として

  • エアコンは寝ている間もつけっぱなしにする
  • 就寝前にはしっかりと水分補給をする
  • 熱を出す電化製品の電源を切る

などを心がけましょう。

エアコンは寝ている間もつけっぱなしにする

基本的な対策としては「エアコンをタイマーをせずにつけっぱなしにしておくこと」をおすすめします。

2020年の8月に入ってからの熱中症による死者が東京都では100人を超えましたが、その8割がエアコンをつけていなかったようです。この数字の中には日中だけでなく、夜間の室内で起こった熱中症も含まれています。

就寝前には

「エアコンをつけっぱなしにしておくと体も冷えるし、電気代もかかってしまうのでタイマーを設定しておこう」

と寝ている途中でエアコンが切れるように設定してしまいがちですが、エアコンを切った後の室温は思った以上に早く元通りになってしまいます。

確かにエアコンを使わないほうが光熱費の節約にはなるかも知れませんが、それが原因で亡くなったり体調を崩してより高額な治療費がかかってしまっては元も子もありません。室温を一定の温度に保つエアコンをつけるようにしましょう。

ただし、熱帯夜になりやすい地域であっても明け方には気温が下がり冷え込むこともありますので、そういった場所ではタイマーを長めに設定しておくようにするといいでしょう。

ちなみにエアコンの設定温度についてですが、基本的には適温である28度以下に設定しておくことが望ましいですが、寒さの感じ方は人によって異なります。同じ空間で過ごす人の中で、一番暑さを感じやすい人に室温をあわせてあげるようにしましょう。

就寝前にはしっかりと水分補給をする

人間は寝ている間にもコップ2~3倍程度の水分が汗として失われています。夜間でも気温が高い日はその傾向が特に顕著になりますので、例えノドに乾きの感覚がなくても体の水分は着実になくなるので、熱中症になりやすくなります。基本的にはエアコンにより室温を調整して失う水分の量を減らすことが大切ですが、寝る前にはコップ1杯程度の水分を摂っておくことをおすすめします。ただし、冷たすぎたりカフェインが入っているとかえって体調を悪くしたり寝付きが悪くなる原因になりますので、常温の水がおすすめです。

熱を出す電化製品の電源を切る

電源を入れている間は熱を出す電化製品をそのままにしておくとエアコンの効きが悪くなってしまったり、部屋の室温が上がりやすくなる原因となってしまいます。具体的には

  • PC
  • テレビ

などです。就寝前にはPCの電源を切るようにしましょう。テレビはつけたまま寝てしまうことがあると室温だけでなく睡眠の質にも影響を与えてしまいますので、もしついつけっぱなしにしてしまうようでしたら、タイマーをあらかじめ設定しておくようにしましょう。

夜間の熱中症の対策と同時に行うべきこと


これまで夜間の熱中症の対策についてご紹介してきましたが、熱中症を意識するあまり部屋を冷やしすぎてしまうと気になるのが「寝冷え」です。

あまり体温が下がりすぎると体の免疫力が低下してしまい風邪などの体調不良を起こしやすくなりますので、熱中症と併せて冷え対策を行うことも大切です。具体的には

  • エアコンをつけた時に寒ければ厚着をする
  • エアコンの風が直接当たらないようにする

などの工夫をおこなうようにしましょう。

エアコンをつけた時に寒ければ厚着をする

エアコンをつけた時に肌寒さを感じるようであれば

  • 長袖のパジャマにする
  • 腹巻きを使う

などの方法で厚着をするようにしましょう。

素材は汗をかくことを想定して吸湿性や通気性の高いものがおすすめです。

エアコンの風が直接当たらないようにする

エアコンの風が直接あたってしまうとのどの腫れや冷えすぎによる風邪の原因になってしまいます。寝るときは直風に当たらない場所を選ぶようにしましょう。もし間取りの都合でどうしても風を避けることが難しいようでしたら

  • エアコンの前に風よけを設置する
  • リモコンで風向きを調整する
  • エアコンに市販の風よけカバーを設置する

などの対策を行うようにしましょう。

夜間の熱中症対策の効果をより高くするための方法


ここからは、夜間の熱中症対策の効果をより高くするための方法について紹介していきます。

夜間の熱中症対策は、必ずしも夜に行うものばかりではありません。なぜなら、夜間の室内の暑さの原因は、建物が日中に暖められた時の熱が夜になっても逃げ切らない事が原因の1つだからです。

昼間に建物が熱の影響を受けにくくしてあげれば結果的に夜間の熱中症の対策にもつながります。

今回は具体的な対策方法として

  • 直射日光が部屋の中に入らないようにする
  • 建物の周りで打ち水をする
  • 建物の断熱性能を高くする

の3つをご紹介します。

直射日光が部屋の中に入らないようにする

太陽の直射日光が建物の中に入らないようにすれば日中の熱がこもりにくくなります。陽射しが特によく当たる南側や西側の窓にはすだれやよしず、遮光性の高いカーテンなどを設置してみましましょう。

なお、こういった遮蔽物は建物の外に設置するほうがより大きな効果を発揮します。例えば、日光をカーテンで遮るのと部屋の外側にすだれを設置して遮るのとでは、入ってくる熱の量が3倍ほども違ってきます。遮蔽物はできるだけ建物の外側に設置することをおすすめします。

建物の周りで打ち水をする

水は蒸発した時に気化熱で周りの熱を奪う効果がありますので、これを利用して昼間に建物の周辺で打ち水を行うことで夜間の建物の熱のこもりを和らげることができます。ただし、外で行う必要があるので熱中症になってしまわないように注意しましょう。 

建物の断熱性能を高くする

「日中に暖められた建物の熱が夜も残っている」ということについてもう少し詳しくご説明すると、日中に暖められた熱は「小屋裏」にこもってしまい、夜になっても暖かい空気が残り続けます。その暖かい空気が私たちの生活空間まで伝わってくるので夜でも暑さを感じやすい、という仕組みになっています。この傾向は集合住宅の最上階や断熱効果の高くない建物で特に顕著になります。

小屋裏に溜まった熱
戸建て住宅の2階で夜でもエアコンのスイッチを切った途端に部屋が暑くなってしまうのは、すぐ真上に暖かい空気が溜め込まれているからなのです。

戸建住宅のこの問題は建物の断熱性能を高くすることが解決につながります。小屋裏と部屋との間の断熱性能を高くしてあげることで暖かい空気が部屋まで伝わりにくくなり、暑さも感じにくくなります。

まとめ


今回は夜間熱中症の対策方法についてご紹介してきました。毎年多くの方が夜間の室内での熱中症で命を落としていますが、暑さの危険に対する認識不足が原因の「人災」であるといっていいでしょう。

安全に暮らすために、より涼しい空間づくりを意識することが大切です。

DANREIでは小屋裏に断熱材を設置、追加するリフォームを行なっています。

2000年代よりも昔に建てられた住宅は特に元々の断熱性能が不十分であるケースが多いと言われており、それが暑さを感じる原因にもなっています。しかし裏を返せば断熱リフォームで現状の大幅な改善が期待できます。

DANREIでは現在の建物の断熱性能を調べる無料調査を行なっていますので、もし「自分の家の建物の断熱性能はどれくらいなんだろう」と興味を持っていただいた方は是非お気軽にご相談ください!

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