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築30年~40年の住宅の寒さ対策はどうやって行う?

2020.10.28
矢崎

WRITER

矢崎 拓也

環境省認定うちエコ診断士 DANREIスタッフ

株式会社テオリアハウスクリニック入社後、断熱(DANREI)事業に携わる。現在は既存住宅の断熱調査を中心に、セミナー講師や各媒体からの取材など、社内の断熱体制強化にも取り組む。

「築30年~40年を超える中古物件を購入予定ですが、冬の寒さが気になります。築年数の経つ古い建物の寒さ対策について知りたいです」

このような疑問にお答えします。

近年はテレワークにより働き方が変わりつつあることもあり「郊外の築30~40年の古いけど安い戸建住宅を購入して改修を加えながら住もう」と考える方を見かけるようになりました。

しかし、そのような建物が抱える問題の1つが「冬の寒さ」です。

元々築30年~40年を超える住宅は寒さを考慮せずに建てられている事が多いです。しかし寒さが気になるようでは、朝起きられなくなりますし日中も仕事に集中できずとても生産性が低くなります。また、「最初から寒さ対策が行われている新しい建物を買っておけばよかった」ともなりかねません。

そうならないように、このページでは築30~40年の建物に対する寒さ対策についてご紹介していきます。

築30~40年住宅の寒さ対策のカギは「断熱性能」

垂れ下がった断熱材

築30~40年の建物が寒いのは「断熱性能」が低いからです。

断熱性能とは、「建物の温度を一定に保ち続ける能力」のことです。

断熱性能が低い建物では

「暖房をつけても肌寒さがなくならない」
「足元の冷えが気になる」
「朝方に部屋がとても冷え込む」

といったことが起こります。

近年は断熱性能の高い住宅が増えてきましたが、反対に築30~40年の建物は断熱がほとんど意識されておらず、その分冬の寒さを感じやすいのです。

寒さ対策は暖房器具よりも断熱性能を優先するべき

寒さ対策と聞くと、「直接部屋を暖かくできるエアコンや床暖房の方が効果が大きいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

確かに、いくら断熱性能を高くしても部屋を暖かくするには何かしらの暖房器具は必要です。

しかし、順番としてまずは「断熱」に注目することをおすすめします。なぜなら、断熱性能が高いほうが暖房器具は本来の性能を発揮できるからです。例えば、保温性能がない状態で床暖房を使うと莫大な光熱費がかかるので、途中で「とてもじゃないけど使えない」となってしまいます。

また、エアコンを使うにしても断熱性能が低いと壁際や足元などが冷えやすくなり、その分暖房の効果を感じにくくなってしまいます。断熱性能をあげることが寒さ対策を行う上でとても重要なのです。

築30~40年の建物は「断熱リフォーム」で寒さ対策をしよう

では、築30~40年の古い建物の断熱性能の低さをどうすればいいのでしょうか。それは建物の断熱性能を上げるリフォーム、「断熱リフォーム」で解決できます。

断熱性能をあげるには

  1. カーペットやカーテンなど、断熱性能を高める家具を使う
  2. DIYで簡易的におこなえる工夫を加える
  3. 断熱リフォームにより建物の断熱性能を高める

などの方法があります。

①や②は簡単ですがその分効果を感じにくく「やっぱり寒いものは寒いなぁ」となってしまいがちです。「しっかりと寒さ対策を行いたい」という場合には③の断熱リフォームを行うことをおすすめします。

断熱リフォームとは具体的には

  • 窓に内窓を取り付ける
  • 床下に断熱材を充填する
  • 小屋裏に断熱材を吹き込む

などの工事のことをいいます。

築30~40年の建物の寒さ対策でまず力を入れるべきは「窓」

「窓に床下に小屋裏に・・・あちこちリフォームして回るのは大変そうだ」

そう思われた方は、まずはより効果の大きい場所からリフォームを行うようにしましょう。

まずは「窓」のリフォームを行うことをおすすめします。なぜなら、窓は部屋の熱が最も逃げていく場所だからです。

窓のリフォームには大きく

  • 内窓の取り付け
  • 断熱性能の高い窓への交換

の2種類がありますが、基本的には手間や費用がかからない「内窓の取り付け」を行うことをおすすめします。

築30~40年の建物の窓は、大半がアルミニウムのサッシと単板ガラスの、とても部屋の熱が逃げていきやすい素材でできています。内窓を取り付けることで、窓際の冷気や足元の冷えといった寒さの対策を行うことができます。

築30~40年の建物は床下で断熱材が使われていない

古い建物の床下

築年数の浅い建物の床下

築30~40年の建物で窓の断熱フォームといっしょに行う寒さ対策として「床の断熱リフォーム」があります。

床は足元から直接冷たさが伝わってくる部位です。近年の建物には床の冷え対策に「床下断熱材」が使われていますが、築30~40年の建物は床下断熱材が使われていない、もしくは劣化して意味をなさない状態になっているケースが大半です。

断熱リフォームで床下断熱材を設置することで、足元の寒さ対策を行うことができます。ちなみにですが床下の断熱リフォームにかかる費用は業者によりかなり異なります。なぜなら、施工方法が業者により多様だからです。
 
例えば、床下に断熱材を設置するには

  • 今ある床をはがして上から断熱材を取り付ける
  • 床下にもぐり下から断熱材を取り付ける

という2つの方法がありますし、使われる断熱材の種類も

  • グラスウール
  • ポリスチレンフォーム
  • 現場発泡ウレタン

など色々なパターンがあります。

色々な要素の中でも、費用に一番大きな影響を与えるのは、フローリングや壁などの「既存の部位を壊す必要があるかどうか」です。業者に相談しながら自分の計画や予算にあった方法を選ぶようにしましょう。

寒さ対策としては壁や天井のリフォームは優先度が低い

壁の断熱材

壁や天井からも部屋の熱は逃げていきますので、壁や天井の断熱リフォームを行うことにも寒さ対策の効果があります。

とはいえこれらの部位は窓や床に比べると効果はあまり大きくありませんし、工事にかかる手間のことを考えると費用対効果も大きいとは言えません。

ですので、無理に工事をしようとする必要はありません。

ただし、天井は夏の暑さが伝わりやすい部位です。天井の断熱性能が低いままだと夏になったときに「冷房をつけても部屋が暑い」と感じてしまいます。

「寒さ対策だけでなく暑さ対策も行いたい」という方はこの機会に天井の断熱リフォームも行うようにしましょう。

まとめ

今回は築30~40年の建物に対しての寒さ対策として「断熱リフォーム」のご紹介をしてきました。多くの人は「冬は寒いもの」と思ってしまいがちですが、断熱リフォームで部屋の寒さは驚くほど変わります。

DANREIでは現在の建物の断熱性能を調べる無料調査を実施しています。もし「築30~40年の建物で寒さが気になる」という方は現在の断熱材の状態を床下や小屋裏に進入して無料でお調べしますので、是非お気軽に下記のお問い合わせフォームよりお申し込みください。

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